2015年9月18日金曜日

シャッフルなきもち Part3

★ 本日金曜セッション

7時半オープン
8時スタート




はい!

シャッフルなきもち! はいりました~~~(^^)/
ん~ なるほど~ です


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こんにちは!hithardです。
前回はブルースドラム創成期のシャッフルを聴きました。創成期と言いながら強力なシャッフルばかり。この企画、僕自身が勉強になるし楽しいです(笑)。今回はブルースドラマーならまずこの人達!という有名どころです。

ブルースセッションに初めて飛び込む方で最初から「ブルースやりたい」と強く思ってセッションに行った方…そう多くはないのではないかと思います。特にドラムやベース。僕も何回か行って初めてブルースに興味を持ち出し「ブルースのドラムって?楽しむにはやっぱり曲を知ってたほうがいいかな?」と周りの方にどんなドラマーを聴いたらいいのか、参考になるアルバムは、といろいろ聞きました。そのときほとんどの方から出てきた名前が今日紹介する人達でした。

Fred Below(The Aces,Robert Jr Lockwood,Junior Wells,Little Walter etc)
シカゴブルースいやブルースドラマーで最も名前の知られた人だと思います。この人が叩いているRobert Jr Lockwoodの日本ライヴ盤は僕が「まず最初に聴け!」と教えられた一枚。そのスイング感溢れるシャッフルは到底真似できないOne & Onlyなシャッフルだと思います。

Otis Rushのインスト。コントロールされたスインギーなビート。そこから出るほとばしるエネルギーを感じるシャッフルに悶絶すること間違い無し。



柔らかく連続するシャッフルに、後ろに引きずるようなスネア連打のオカズがカッチョいい!いつまで聴いていても飽きません。



ブルースドラマーはドラマーである前にブルースマン。歌を歌う人も結構います。特別なことをやっているふうでもないのに何故か強力にスイングしてますよね。



Odie Payne(Elmore James,Magic Sam,Buddy Guy etc)
この人の関わったセッション、録音も凄い数なのではないでしょうか。周りのブルースマンに信頼が厚かったことを想像させます。プレイはオーソドックスな感じですが、ノッテくると唸り声をあげたり、魅せるプレイを意識したキャラクターも魅力です。

Carey Bellを踊らせる軽快なシャッフル。シンプルですが思わず腰の動くアクセントや仕掛けと盛り上がりが素晴らしいです。雄叫びあげてます(笑)。


Willie Mabonのこの曲。着実な推進感のあるミディアムテンポのシャッフル。ベースのBob Strogerとの絡みがあまりに心地よいです。



この曲でのOdie Payneのドラムはスペーシー感すら感じてしまいます。初めて観た時はシンプルでもこんなに印象的でカッコイイ表現ができるのだとゾクッとしました。2:00あたりから魅せる連打のオカズが凄い!


Sonny Freeman(Junior Parker,Bobby Bland,B.B.King etc)
そうそうたるブルースの巨人達のリズムを支えた人。シャッフルのみならずファンク、スロー、マンボ?までも。バランスの取れたブルースドラムのスタイルだと感じます。

倍テンポな畳み掛けるシャッフルが最高にカッコイイです。心臓わしづかみでさらにグイグイ引っ張られる感じでしょうか。拍と拍の間が飛び跳ねるように感じで思わず身体が動きます。



こちらはBBもSonnyもかなり若い。シャキッとしてグイグイ引っ張るシャッフルは腕にバネ入ってんじゃないの?と思うくらいスネアのアタックが強くそれを感じさせます。この動画は3曲演奏されていて、3曲目(5:55あたりから)では粘りのあるシャッフルも聴かせてくれます。



ではまた!